大変にお久しぶりの投稿となってしまいました。。。
COVID-19が猛威をふるい、
あっけなく、すっかりと、世界は変わってしまいましたね。
およそ2ヶ月にわたる自粛期間を経て、
現代のネット社会のテクノロジーがあることで
日本全国の方と画面越しに繋がれることにありがたみを覚えつつ(デビュー時からの恐怖は消えないけど)、
それでもやっぱり、生で、直に、触れ合えること
体感できることの素晴らしさを思い知った気がします。今はまだ無理でも。
しかし本日、東京は1日で240人超えという過去最多の感染者数を出してしまい
また難しい局面をむかえてしまっているんだな、とその数値に驚くばかりです。
そんな不安や不信がたくさんあるこの世の中ではありますが、
無事開演できることを祈って、舞台出演のお知らせをこちらで改めて。
____________________________________________________

野田戯曲の傑作、
自身の演出で17年ぶりの国内公演
赤鬼
作・演出 野田秀樹
東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.geigeki.jp/performance/theater240/
公演日程・出演(五十音順)
A team :
7/24(金)19時 7/25(土)14時 7/26(日)14時 7/27(月)19時 7/28(火)19時
池田遼 織田圭祐 金子岳憲 木山廉彬 河内大和 佐々木富貴子 末冨真由 扇田拓也 夏子 八条院蔵人 花島令 広澤草 深井順子 藤井咲有里 間瀬奈都美 三嶋健太 森田真和
B team:
7/30(木)19時 7/31(金)19時 8/1(土)14時 8/2(日)14時 8/3(月)19時
秋山遊楽 池田遼 浦彩恵子 織田圭祐 加治将樹 金子岳憲 佐々木富貴子 末冨真由 扇田拓也 八条院蔵人 花島令 広澤草 深井順子 藤井咲有里 間瀬奈都美 三嶋健太 森準人
C team:
8/6(木)19時 8/7(金)19時 8/8(土)14時 8/9(日)14時 8/10(月・祝)14時
石川朝日 石川詩織 上村聡 川原田樹 近藤彩香 白倉裕二 谷村実紀 手代木花野 能島瑞穂 的場祐太 水口早香 モーガン茉愛羅 茂手木桜子 八木光太郎 吉田知生 竜史 六川裕史
D team:
8/12(水)19時 8/13(木)19時 8/14(金)19時 8/15(土)14時 8/16(日)14時
石川朝日 石川詩織 上村聡 北浦愛 近藤彩香 白倉裕二 谷村実紀 手代木花野 能島瑞穂 松本誠 水口早香 茂手木桜子 森田真和 八木光太郎 吉田知生 吉田朋弘 竜史
上演時間:約90分(休憩なし)/ 開場は開演時間の45分前
【チケット料金】 整理番号付自由席(税込) ※当日の入場は整理番号順となります。
前売一般5,000円/65歳以上4,500円/25歳以下3,500円/高校生以下1,000円
当日一般5,500円
※未就学児入場不可
※65歳以上・25歳以下・高校生以下チケットは、劇場ボックスオフィスで前売のみ取扱い(枚数限定・要証明書)。
※ご入場の際には、十分に間隔をとって整列ご入場いただきますので、入場に時間がかかる可能性があります。お早目に劇場にお越しくださいますよう、お願い申し上げます。
※客席でのソーシャル・ディスタンス確保のため、ご案内できるお席を一部制限しております。
【チケット発売日】
・劇場先行(WEB先着): 7月4日(土)10:00~7日(火)23:59
・ぴあ先行(WEB先着): 7月5日(日)10:00~7日(火)23:59
一般発売 7月11日(土)10:00~
【チケット取扱い】
●東京芸術劇場ボックスオフィス
WEB https://www.geigeki.jp/t/ ※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
電話 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
窓口 営業時間:休館日を除く10:00~19:00
●チケットぴあ
●イープラス
ファミリーマート店内 Famiポート
●ローソンチケット
ローソン、ミニストップ店内Loppi(Lコード:32014)
_______________________________________________________
私はBチームの出演で 7/30 – 8/3 が本番となります。
「あの女」という役で、こんな(?)役名ですが
恐縮ながらヒロイン的な立ち位置を仰せつかりました。
この「赤鬼」という作品、初演は1996年、
当時は野田さんを含んだ四人芝居で上演されたそうです。
なんとまぁ。。。信じられない。すごすぎる。
今回は東京演劇道場メンバー17人で、ひとチームを創り上げています。
20年以上の時を経たとは思えない作品の力強さ、鮮やかさ、
問題のえぐり取り、悪い意味では、こんなに変わらなくていいのか、世の中。
なんとも悩ましい、考えさせられる、素晴らしい作品に
野田さんの御指南のもと、素敵なチームの方々と
携わることができて光栄に思っております。
毎日いっぱいいっぱいだけどサ!笑
今回の「赤鬼」オフィサルサイトに野田さんが寄せた
直筆メッセージにとても力強い言葉がありました。
「表現」は、恐怖心とは、また別の、人間が誇るべき「精神の暴発」だからである。
https://www.geigeki.jp/performance/theater240/
自粛の中で溜め込んだ精神の暴発を、表現を楽しむ気持ちを忘れずに
力強く、演じていく所存です。うん。
大変な世の中ではありますが、こんな時代だからこそ観ていただきたい作品です。
ウィルス対策を講じた劇場に、ぜひ足を運んでくださると嬉しいです。

2020年7月10日 浦 彩恵子