憧れ。

6月になりました。

もう2019年も折り返し。月日が経つのは本当に早い。

悲しくてやりきれないニュースが続いてます。

日本でも、世界でも。

何もできない、何も言うべきでないかもしれない、

ちっぽけなわたしですが、

失われるべきじゃなかった存在すべてに

今も苦しみ、悲しみ、それでもこの世界を生きる人々に

心から祈りを捧げます。

先週5/26、快晴の土曜日、素晴らしいライブを堪能しました。

木村充揮さんと近藤房之助さん…!

もうこれは言葉にできるものではないのです。

どんなライブもそうですが、

その目で見てその耳でその身体で聴いた人にしかわからない!

この日に関して言葉にするのは野暮なので、

私がなぜ近藤房之助さんに憧れているかの小咄でもひとつ。

一緒に写ってるのは最近仲良くさせてもらってるBARのオーナーさんデス!

15歳当時、私が芸事の世界に入った最初のきっかけは

モデルとして受けたオーディションでした。

剣道しかやってこなかったチンチクリン中坊の私。

いつも体操服か道着か制服で、オシャレなんてよくわからないし、

正直めちゃめちゃダサかったですね…。思い出すと恥ずかしい…!

そんな私ですが、剣道夏の最後の大会で、

とある方に、とある傷つくことを言われ、

剣道推薦で高校に行くという手もあったんですが、

すっかりやる気を失くしてしまっていました。(一応部長で大将だったんです笑)

市の選抜にも選んでもらってはいたんですが、

高校で続ける気もないのに、修練する意味も見つけられず、

推薦をやめたことにより出遅れた受験勉強もしなきゃいけず、

なんだかなぁと無気力な割に、やらなきゃいけないことは多々。

そんな時、母に「私高校で何しようかな」と相談したら、

「あんた身長あるんだからモデルとかやってみたら?」と言われ。

(母はインターナショナルスクールで教師をしていて、生徒さんにハーフモデルさん達がいらしたのもあってそのようなアドバイスが出てきたんです。)

「えーー無理でしょーー」と言いつつ好奇心は旺盛な方なので興味はなんとなくあり…。

オーディション雑誌を買ってきてくれた母と一緒にそれを冷やかし程度に眺めながら

「いろんなオーディションがあるんだねぇ」なんて話しておりました。

しかも、その雑誌のトップページにあったのが、

『あなたもパリコレデビュー!』

なんてもの凄いのが書いてあるもんだから、

「ひょえー。世界が違うー。いっちばん後ろページの小さく募集してる読者モデルさんのやつにダメ元で応募しといてー。稽古行ってくるわー。」

と伝えて母に一任しておりました。

帰ってきた私に母が言ったのは「パリコレのやつ応募しといたよー」

「は????」

「何考えてるの??」

まぁびっくりですよね。

そしたら書類審査通って、さらにびっくりですよ。

ちょっと未だに母のこの行動に関しては理解不能なんですが、

結果オーライで感謝してます。笑

とまぁ長くなるんでいろいろ省きますが、

(←ちなみに第2次オーディション日がまさかの剣道の市選抜大会ともろかぶりする、という二者択一事件もあったりしました。笑)

そりゃもちろんパリコレなんて大それたものではなく、

若手育成的なところで人材を探してたんですね、事務所さんが。

それにうまいこと乗っかれたワケなんです。チンチクリンが。

ありがたい話です。そこから10年以上にわたりお世話になりましたからね。

書き出すと長いなー、この話。笑

よければもう少しお付き合いくださいね。笑

と、まぁ学生モデルやってたんですけど、

仕事はすごく楽しいんだけど、まぁ合わない、見合わない!

元々がコンプレックスの塊ですからね。

綺麗で、可愛い人たちに圧倒されちゃってされちゃって。

今より10kgぐらい体重落ちちゃってましたよ。はっはっはっ。

とモデルやりながらですね、女優さんやタレントさんもいる事務所でしたので、

いろいろ挑戦はさせてもらえてたんですよ。

コンプレックスの塊の癖に好奇心は人一倍ですからね、

なんでもやりました。その中に歌があったんですよね。

当時は邦楽のカバーとかを、小さなライブハウスで、前座で1曲とか

歌わせてもらってたんですけど。

これが楽しい楽しい!

ヘッタクソだし聞けたもんじゃなかったと思うんですがね、

「お人形さん」じゃなくて「私」でいられることが楽しくて嬉しくて。

歌っていいなぁと思ったんです。

あ、決してモデルさんをバカにしてませんよ!

私がメンタルの弱いダメモデルだっただけなんです。

本当素敵な人だー、そりゃ売れるわなー、なんて思える

今でも雑誌やTV、映画などの第一線で活躍されてる方々と

一瞬でもご一緒できたことは、今振り返ると勝手に誇らしかったりします。笑

まぁそんな中でレコード会社のオーディションの話があったんですね。

好奇心でまた受けるワケですよ、ダメ元でもー、ってね。

そしたらまた運良く受かったんですねー。本当びっくり。青天の霹靂。

でもここからが問題なのですよ。

カバーしかやってきてない、素人に毛が生えたような私が、

じゃあ何を音楽で表現するの?っていうかできるの?って。

困った困った。不安しかない。

そんな中、私を見出してくれたレコード会社の社長さんが見せてくれたのが

「近藤房之助さんのライブDVD」

当時16歳の青臭いガキンチョが何を言うか、って感じですけど、

涙でました。感動で。

悲しいんじゃなくて泣くのは初めてのことでした。

こんなにも全身で、音で、あらゆる感情を、

「楽しい」を表現できる人がいるんだ、って。

まさに音楽ですよ、本当。

好きで好きでしょうがない、楽しくてしょうがない、そんな姿に

心が揺さぶられました。心が勝手に巻き込まれました。

−−−私も、こうなれるかもしれないチャンスを、今与えてもらったんだ−−−

そう思いました。

今だに全然無理だけどー!!!!!!!!!!!

そんなこと言うことすら恐れ多いけどーーーー!!!!!!!!

でも最近は本当に心の底から、

歌うこと、表現することが

楽しくて楽しくてしょうがないんですよね。

やっと、なのかな。笑

母よ、親バカ(?)のミスで書類を送ってくれてありがとう。

Kさん、チンチクリンの私を周りの反対を押し切って見初めてくださってありがとう。

Nさん、声が高いということだけで可能性を見出してくださってありがとうございます。

Oさん、10年以上にわたり可愛がってくれて、育ててくれて、本当にありがとうございました。

そして今日もこんな私を応援してくれる皆みなさま、

本当に本当にありがとう!!!!!!!

見守ってくれているみなさんの為にも、

いつか近藤房之助さんに焼き鳥屋で1杯奢らせてもらえるようになる為にも、

まだまだ頑張らなきゃ、ネ。

そんなウランちゃんですが、

8/7(wed) バンドRum Shut Boo!のワンマンライブ、

高円寺で決定しました!!楽しみだー!!

そして。

旧FCの会員のみなさま、ごめんなさい。

遠方の方もいらっしゃるので、

私の理想は土曜にラムしゃぶワンマン、

翌日曜にファンミーティングイベント(LIVE+飲み会)開こうと画策してたんですが、

どうしてもスケジュール的に難しくなってしまい、

ワンマンライブ平日開催となってしまいました…。申し訳ないです。。。

日を改めまして、期間を設けまして、

秋〜冬あたりでファンミーティング開催しようと思っております。

度々の変更本当にごめんなさい!

ダメ藩主ですが、見捨てないで!><

あーーー話長くなっちゃった!

最後までお付き合いありがとうございました!

明日から、(新婚ではないけど)新婚旅行いってきます!

Europeに雪駄つっかけてこー!

2019年6月2日 浦 彩恵子

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